佐久市より、「ホームページと口コミを見て来てみたんですが…」とご来店。

自宅でバック中に愛車のラクティスをぶつけてバックドアに大きなキズとヘコミ、リヤバンパーにキズをつくってしまったということです。

あいにく車両保険は車対車の時の事故のみ適用になる「ｴｺﾉﾐｰﾀｲﾌﾟ」にご加入な為使えず。

ディーラーと他社様ではバックドア交換必須ということで修理見積りが30万オーバーという内容にお困りになって当社へご来店いただいたということです。

確かにかなり広範囲で開け閉めが多いパネルなので交換をお勧めしたいところですが、

今回はオーナー様のご要望にお応えする為にバックドアもリヤバンパーも板金塗装修理で対応します！

お見積もりの内容をご説明して正式に修理着工させて頂くことになりました。修理期間中は無料の工場代車でお過ごしいただきます。

リヤバンパーの変形とキズを修理していきます。

バックドアは付属品を外して鉄板と格闘です。

歪みを取りながらヘコミを修正していきます。プレスラインや反り具合を調整しながら慎重に。

板金作業の次は下地作りです。パテつけをして削りながら成型します。

この作業が後の仕上がりにかなり影響するので丁寧に彫刻のように削り上げます。

滑らかなキメの細かいパテによる仕上げ作業です。削って削って均します。

パテ研磨の次はサフェーサーという下地処理です。塗装前の最後の工程です。

大分元の形になってきたのがわかるでしょうか？

事前にシルバーメタリックのボディーカラーは調合してあります。

いよいよ上塗り塗装です。塗装ブースに入れて塗装箇所以外をマスキング(養生)して塗装準備完了です。

塗装作業完了です！メタリックの塗りムラが無いこと、塗装の肌が適正であることを確認して塗装を固めるために熱入れをします。

同時に進めていたバンパーも下地処理をして塗装しました。

塗装膜が乾燥・硬化したら仕上げのミガキ作業をし、外した部品を組み上げたら作業完了です！！

すべて手作業ですがここまでキレイにすることができます。

今回はバックドアとリヤバンパーの交換に比べ修理費用が半分になりました＾＾

ご依頼ありがとうございました！！

当然新品パネルに交換した方が修理するよりも効率的で安価になることもあります。

お見積もり時に修理に至った経緯や保険の使用有無、過失の有無、納期や代車のご希望などお伺いしながらお客様とお打合せしています。

当社がだい大事にしているのはお客様の「納得感」です。

愛車の修理でお困りの際は一度ご来店のご予約いかがでしょうか？＾＾