東御市のお客様よりトヨタ　プレミオの修理のご依頼をいただきました。

石垣でぶつけてしまい、左リヤフェンダー、ドア、ロッカーパネルを傷めてしまったということです。

ドアを上から見ると大きく歪んでしまっています。

まだ新しい年式の車なので、車両保険を使って修理することも可能でしたが、保険の等級も温存したいいというご意向でしたので自費修理となりました。

そうなれば、できるだけ安く・キレイに修理できるかということが重要です。

ドア、ロッカーパネルは交換してもよいレベルの損傷ですが、部品代など修理費用が高額になるので、今回は修理で対応します。

結構つぶれています。

引き出し鈑金による荒だし作業です。塗装を剥いで鉄板を出して、特殊な工具を溶接して引っ張ります。

ドアとの隙間も調整しながら鈑金作業していきます。

左ロッカーパネル(ドアの下の細いパネル)は運転席から一番見えにくい場所なので自損事故でぶつけてしまうパネルナンバーワンです＾＾；

板金作業も終盤、概ね形が見えてきました。

次はパテを使って細かく成型していきます。

元のパネルを再現しながら慎重に削ります。

パテには強度やキメの細かさなど数種類特徴の違うものがあります。

よりキメの細かい仕上げ用のパテを削って形を整えます。

サフェーサーという下塗り塗装をして下地を補強します。

ドアも同じようにサフェーサーを塗装します。

次にボディーの内側を塗装します。

ドアの内側も塗装します。

内側の塗装を乾燥させてドアをボディーに組み上げていよいよ表の塗装です。

ボディーカラーは０７０、トヨタの定番の３コートパールです。

なかなか難しい塗装なので慎重に塗り重ねます。

塗装完成後、塗装肌の調整をして外した部品を組み上げて完成です＾＾

ドアの歪みがきつく、ロッカーパネルもひどく潰れていましたが何とかキレイになりました。

お客様にもご確認いただいて無事納車となりました！

鈑金スタッフ、塗装スタッフ頑張りました＾＾

ご依頼有誠にありがとうございました！！